ペットフード・ペット用品の口コミサイト

保護猫とは|どこで出会えて、どう迎える?ペットショップとの違いも

保護・福祉
2026.10.16公開
SHARE X Facebook LINE
保護猫とは|どこで出会えて、どう迎える?ペットショップとの違いも

保護猫とは、野良猫や捨てられた猫、飼い主が手放した猫などが保護され、保護団体や保健所などのもとで新しい飼い主(里親)を待っている猫のことです。保護猫を迎えることは、猫の命を救うことにつながります。

猫を迎えたいと考えて、ペットショップやブリーダーにするか、保護猫にするかで迷っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、保護猫に出会える場所や迎え方、かかる費用の目安、ペットショップやブリーダーとの違いを、保護団体の公式サイトや環境省の資料などをもとに解説します。

ポイントは2つです。1つは、「病気がち」「なつかない」といったよくある誤解を解くと、保護猫は思っているより迎えやすいこと。もう1つは、保護団体の条件や手続きには、迎えた猫がまた手放されないようにするための理由があることです。

執筆:ペトログ編集部

この記事でわかること

  • 保護猫とはどんな猫か(ペットショップの「譲渡猫」との違い)
  • 保護猫を迎えることが命を救う理由(環境省の統計)
  • よくある3つの誤解(病気がち・なつかない・無料)
  • 保護猫に出会える場所(譲渡会・里親募集サイト・保健所など)
  • 保護猫の迎え方(保護団体から迎える流れ)と、費用の目安
  • ペットショップ・ブリーダーとの違い
  • 里親の条件や審査が厳しく感じられる理由

まとめ

  • 保護猫には、保護団体の譲渡会や保護猫カフェ、里親募集サイトで出会えます。保健所・動物愛護センターから譲ってもらう方法もあります。
  • 保護団体から迎えるときは、申し込み、面談、お届けやトライアル、誓約書という流れで進む団体があります。順番やお届け・トライアルのあるなしは団体によって違うので、申し込む前に確かめましょう。
  • 金額と内訳を公開している保護団体を見ると、保護猫を譲ってもらうときの費用(譲渡費用)は、ワクチンや不妊・去勢手術などの医療費が中心で、3万〜5万円台が多くなっています。

保護猫とはどんな猫?ペットショップの「譲渡猫」との違い

保護猫とはどんな猫?ペットショップの「譲渡猫」との違い

保護猫がどこから来たのかは、猫によってさまざまです。辞書(デジタル大辞泉)は、保護猫を「野良猫であったり捨てられたりして、飼い主がいないために、動物愛護団体などが保護した猫」と説明しています。

環境省のパンフレット(平成28年発行)は、譲渡される犬や猫を、飼い主不明で保護された、飼育放棄などで引き取られた、災害などで飼い主が飼えなくなった犬や猫だと説明しています。なお、「保護猫」という言葉に法律で決まった定義はありません。

出典:コトバンク「保護猫」(デジタル大辞泉)、環境省パンフレット「譲渡でつなごう!命のバトン」(いずれも2026-10-16確認)

保健所や動物愛護センター(都道府県や市などの施設)による猫の引取りは、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)第35条に定められています。令和6年度に引き取られた猫2万2,010匹のうち、約6割(1万2,772匹)は主に離乳していない幼い子猫でした。

経路どんな猫か令和6年度の数
飼い主からの引取り飼い主から自治体(都道府県・指定都市・中核市など)に引取りを求められた猫(動物愛護法第35条第1項)8,322匹
飼い主の分からない猫の引取り拾った人などから自治体に引取りを求められた、飼い主の分からない猫(第35条第3項)1万3,688匹
けがをした猫の収容けがをした状態で見つかり、自治体に収容された猫7,394匹(上の2つとは別に集計)
保護団体・個人による保護保護団体やボランティアが保護した猫。自治体が団体に引取りや譲渡しを委託する場合もある(第35条第6項)全国の統計なし

注:数は環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」(令和6年度)によります。飼い主の分からない猫の引取りには、一部、県・市の条例に基づく収容を含みます。

出典:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」、e-Gov法令検索「動物の愛護及び管理に関する法律」第35条(いずれも2026-10-14確認)

ペットショップの「譲渡猫」は、この記事の保護猫に含めていません

ペットショップの中には、飼い主の依頼で引き取るなどした猫を「譲渡猫」として募集している店があります。譲渡負担金は0円としながら、ケアパック(総額4万7,070円・税込)の購入と、1歳以上は3年間、1歳未満は5年間のフードの定期購入(基本的に解約できない)を条件にしている例があります。

また、里親募集サイトには、飼っている猫が産んだ子猫の募集も載っています。どちらも、保護団体などが保護した猫とは別のものです。

出典:ペットショップCoo&RIKU「譲渡の犬猫 里親募集」、ペットのおうち「会員種別と譲渡費用に関するルール」(いずれも2026-10-16確認)

保護猫を迎えることが、猫の命を救う理由

環境省のパンフレットは、譲渡の良い点の一つとして「新たな飼い主として、動物の命を救い、安心して生活できる環境を提供できます」と書いています。

出典:環境省パンフレット「譲渡でつなごう!命のバトン」(2026-10-16確認)

保健所・動物愛護センターに引き取られた猫のその後は、環境省が年度ごとに公表しています。令和6年度は1万6,854匹が譲渡され、引取り数に対する返還・譲渡数の割合は約78%でした。一方で、4,866匹が殺処分されています。

区分匹数中身
引取り数2万2,010匹飼い主から8,322匹、飼い主の分からない猫1万3,688匹
返還数225匹元の飼い主に戻った猫
譲渡数1万6,854匹譲渡された猫
殺処分数(合計)4,866匹下の①〜③の合計
①譲渡が適切でない2,387匹治癒の見込みがない病気や攻撃性があるなどで、譲渡が適切でないと自治体の獣医師が判断したもの
②①以外780匹譲渡先の確保や適切な飼養管理が難しいもの(哺乳などの世話ができない幼い動物など)
③引取り後の死亡1,699匹運搬や飼養管理の間に、殺処分以外の原因(病気・老衰など)で死亡したもの

注:対象期間は令和6年4月1日〜令和7年3月31日です。①〜③の分類は環境省「動物愛護管理行政事務提要の『殺処分数』の分類」によります。

注:約78%は、返還数と譲渡数の合計(1万7,079匹)を引取り数で割ってペトログ編集部が計算しました。けがをして収容された猫(7,394匹)は、この表とは別に集計されています。

出典:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」、環境省「動物愛護管理行政事務提要の『殺処分数』の分類」(いずれも2026-10-14確認)

殺処分数の②は、譲渡先の確保や適切な世話が難しい猫で、環境省の分類では、適切な譲渡先が見つからない動物や、哺乳などの世話ができない幼い動物などが例に挙げられています。このうち譲渡先が見つからないことによる殺処分は、迎える人が増えて譲渡先が見つかれば、減らすことにつながります。

殺処分数は、平成26年度の7万9,745匹から、令和6年度は4,866匹まで減りました。猫の引取り数も、平成19年度以降、毎年度、前年度を下回っています。

年度引取り数返還・譲渡数殺処分数
平成26年度9万7,922匹1万8,592匹7万9,745匹
令和4年度3万401匹2万471匹9,472匹
令和5年度2万5,224匹1万8,426匹6,899匹
令和6年度2万2,010匹1万7,079匹4,866匹

注:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」の参考表(平成16〜令和6年度)の猫の数です。

出典:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」(2026-10-14確認)

「殺処分数」の内訳も見る

環境省の統計の「殺処分数」には、引き取ったあとに病気や老衰などで死亡した猫(③)も含まれます。数字を引用したり比べたりするときは、内訳もあわせて確かめましょう。

保護団体から迎えることも、次の猫を助けることにつながる場合があります。保護猫カフェを運営する団体の中には、1匹の保護猫に家族ができることで、新しい保護猫を迎え入れられると説明している所もあります。

出典:ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」(2026-10-16確認)

保護猫によくある3つの誤解

保護猫を迎えるか迷うときに気になりやすいのが、病気、なつきやすさ、費用の3つです。

誤解1:保護猫は病気がちな子が多い?

公式サイトで譲渡の流れを公開している保護団体の例を見ると、どの団体も、ワクチン接種や検査、不妊・去勢手術など、譲渡までに行う医療の内容を示しています。

注:例に挙げた団体は、東京キャットガーディアン、ネコリパブリック、アニマルレフュージ関西、ツキネコ北海道です。

保健所・動物愛護センターでも、譲渡の前に健康状態などのチェックを行います。環境省のパンフレットは、内容は自治体によって違うとしたうえで、「健康状態・気質・性質・人に対する友好度など」を確かめると説明しています。

ただし、保護猫がみんな健康だとは言えません。親猫の病歴や生まれた状況は分からず、譲渡前の検査は最低限のものだと説明する団体もあります。環境省のパンフレットも、年齢や病歴などの細かい情報がない場合があるとしています。

迎えたら、早めに動物病院で健康診断を受けてください。滋賀県動物保護管理センターも、譲り受け後速やかに動物病院で健康診断を受けるよう案内しています。

出典:ツキネコ北海道「里親希望・譲渡について」、東京キャットガーディアン「猫の譲渡に関わる諸費用」、アニマルレフュージ関西「里親になる」、ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」、環境省パンフレット「譲渡でつなごう!命のバトン」、滋賀県「犬猫の譲渡について」(いずれも2026-10-16確認)

誤解2:大人の猫はなつかない?

環境省のパンフレットは、「子犬や子猫から飼わないとなつかないということはありません。」と書いています。成猫については「体格や性格がある程度分かっている利点もあります」としています。

パンフレットは、トライアル(試しに飼ってみる期間)を設けている場合もあり、相性や性格の観察ができるとも説明しています。

一方で、保護されるまでの背景によっては、飼うのに特別な理解と技術が必要な場合もあるとしているので、気になることは面談で聞いておきましょう。

出典:環境省パンフレット「譲渡でつなごう!命のバトン」(2026-10-16確認)

誤解3:保護猫は無料でもらえる?

保護団体から迎えるときは、譲渡費用がかかることがあります。誤解1で例に挙げた団体も、いずれも医療費などの負担を求めています。金額の目安は、後の「保護猫の譲渡費用はいくら?目安と内訳」で説明します。

一方、里親募集サイトのペットのおうちは、保護活動者ではない一般会員が譲渡費用を請求することを認めていません。保健所・動物愛護センターでも、愛知県のように譲渡手数料が必要な所があります。

出典:ペットのおうち「会員種別と譲渡費用に関するルール」、愛知県「猫を飼いたい」(いずれも2026-10-16確認)

保護猫に出会える場所|譲渡会・保護猫カフェ・里親募集サイトなど

保護猫に出会える場所には、保護団体の譲渡会や保護猫カフェ、里親募集サイト、保健所・動物愛護センターがあります。どこで出会うかによって、迎えるまでの流れも変わります。

保護団体・個人ボランティアの譲渡会、保護猫カフェ

保護団体や個人ボランティア(保護活動をしている個人)は、猫を連れて集まる譲渡会(保護猫と会える会)や、団体のシェルターで新しい飼い主を探しています。

犬猫の保護団体176団体への調査(2024年12月)では、猫や犬を譲渡する主な場所は「譲渡会」が57%、「シェルター」が44%でした(複数回答)。

保護猫カフェの中にも、店で暮らす猫の里親を募集している所があります。ただし、譲渡会やカフェで気に入った猫がいても、その日には連れて帰れません。申し込みのあとに面談や審査やトライアルを経て、迎える流れになっているためです。

出典:公益社団法人アニマル・ドネーション「犬猫保護団体 活動白書2025」(10ページ)、ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」、ツキネコ北海道「里親希望・譲渡について」(いずれも2026-10-16確認)

里親募集サイト

里親募集サイトでは、保護団体や個人が載せた猫を探し、サイトのメッセージで掲載者とやりとりします。ペットのおうちの場合は、会員登録をして猫を探し、掲載者に連絡してやりとりしたあと、譲渡誓約書を取り交わしてから受け取る流れです。

受け渡しの場所は、掲載者との話し合いで決めます。申し込む前に、掲載しているのが団体か個人か、条件と費用、引き渡しの方法を確かめましょう。

出典:ペットのおうち「里親になる手順」(2026-10-16確認)

保健所・動物愛護センター

保健所や動物愛護センターでは、猫を譲ってもらう(譲渡)前に、飼い方や法律を学ぶ講習会(飼い方教室)の受講を求める所があります。近くの施設の譲渡情報は、記事の最後で紹介する環境省のサイトから探せます。

環境省のパンフレットが示す流れの一例は、申し込み、暮らしについての質問による確認、講習会、暮らしに合う猫選び(マッチング)、正式な譲渡の順です。実際の順番は地域によって違い、3つの県の公式ページでは、次のように案内しています。

  • 愛知県:猫の譲渡には講習会の受講が必要で、講習会の日にお見合いと譲渡手続きの時間が設けられている
  • 滋賀県:講習会のあとに事前登録をし、条件に合う猫が見つかると連絡が来る
  • 和歌山県:講習会のあとに飼育環境調査と面接があり、トライアルの制度はない

出典:愛知県「猫を飼いたい」、滋賀県「犬猫の譲渡について」、和歌山県「譲渡」(いずれも2026-10-14確認)

保護猫の迎え方|保護団体・個人ボランティアから迎える流れ

公式サイトで譲渡の流れを公開している保護団体の例を見ると、迎えるまでの流れは次のようになっています。

  1. 申し込み:申込書やアンケートに、家族構成や住まいのことを書きます。賃貸なら、ペット可と分かる書類や部屋の写真、間取りを出す団体もあります。
  2. 面談:スタッフに暮らしや飼育経験を伝え、猫の性格や飼い方の説明を受けます。同居する家族全員での面談を求める団体もあります。
  3. お届け・家庭訪問:スタッフが猫を家に届け、脱走防止の対策などを確かめます。
  4. トライアル:1〜2週間ほど家で一緒に暮らし、相性を確かめます。期間中に様子の報告を求める団体もあります。
  5. 誓約書・正式な譲渡:完全室内飼いや、最期まで飼うことなどを約束する誓約書や契約を交わし、正式に迎えます。

注:公式サイトで譲渡の手順を公開している保護団体の例(東京キャットガーディアン、ネコリパブリック、アニマルレフュージ関西、ツキネコ北海道)をもとに、ペトログ編集部がまとめました。

順番や、お届け・トライアルのあるなしは、団体によって違います。トライアルの制度がなく、面談の日に猫を選んでシェルターで引き渡す団体がある一方、自宅へのお届けとトライアルを行う団体もあります。

家庭訪問や迎えたあとの連絡への同意を求める団体も多くあります。犬猫の保護団体176団体への調査では、82%が「譲渡時の家庭訪問や、譲渡後の団体からの連絡に同意いただけない」ことを、面談で譲渡できないと判断する主なポイントに挙げています。

出典:東京キャットガーディアン「猫の里親募集」、ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」、アニマルレフュージ関西「里親になる」、ツキネコ北海道「里親希望・譲渡について」、アニマル・ドネーション「犬猫保護団体 活動白書2025」(18ページ)(いずれも2026-10-16確認)

保護猫の譲渡費用はいくら?目安と内訳

金額と内訳を公開している保護団体を見ると、保護猫の譲渡費用は、ワクチンや不妊・去勢手術、検査など、保護している間にかかった医療費が中心で、3万〜5万円台が多くなっています。このほかに、お届けの交通費やペット保険が別にかかる団体や、飼育用品の購入をお願いしている団体もあります。

医療費のほかに、飼育費や施設の維持費の一部を含めている団体もあります。金額と内訳は、申し込む前に確かめてください。

注:3万〜5万円台は、公式サイトで譲渡費用の金額を公開している団体の例(東京キャットガーディアン、アニマルレフュージ関西、ツキネコ北海道、ネコリパブリック)の記載をもとにした目安です。ネコリパブリックは医療費の寄付がおよそ2万2,000〜2万5,000円で、このほかに用品セットの購入をお願いしています。税込・税抜の表示や、猫の年齢による違いは団体によって違います。

出典:東京キャットガーディアン「猫の譲渡に関わる諸費用」、アニマルレフュージ関西「里親になる」、ツキネコ北海道「里親希望・譲渡について」、ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」(いずれも2026-10-16確認)

保護猫とペットショップ・ブリーダーの違い

保護猫とペットショップ・ブリーダーの猫は、どちらがよいというものではありません。違いが出やすいのは、出会い方、迎える前の手続き、費用、年齢、分かっている情報です。

比べる点保健所・動物愛護センター保護団体・個人ボランティアペットショップ・ブリーダー
出会い方都道府県や市などのページや譲渡会で探す譲渡会、シェルター、保護猫カフェ、里親募集サイトで探す店舗などで、猫の今の状態を直接見せてもらって選ぶ
迎える前の手続き講習会(飼い方教室)、暮らしの確認や面接など。順番は地域によって違う申し込み、面談、お届け・トライアル、誓約書など。あるなしは団体によって違う販売の前に、飼い方や生年月日などの説明を、対面(またはそれに相当する方法)で受ける
費用譲渡手数料が必要な所がある金額を公開している団体の例では医療費を中心に3万〜5万円台が多い。保護活動者ではない一般会員の費用請求を認めない里親募集サイトもある猫の販売価格
年齢引き取られる猫の約6割は、主に離乳していない幼い子猫(令和6年度)子猫から成猫まで繁殖した業者は、生まれて56日を過ぎていない猫を、販売のために引き渡したり展示したりできない
分かっている情報年齢や病歴、これまでの飼育環境などの細かい情報がない場合がある年齢や病歴、これまでの飼育環境などの細かい情報がない場合がある生年月日や繁殖者の氏名などの情報を、書面などで受け取る

注:保健所・動物愛護センターの列は環境省の統計・パンフレットと愛知県・滋賀県・和歌山県の公式ページ、保護団体・個人ボランティアの列は「保護猫の迎え方」の節の注に挙げた保護団体の公式サイト、ペットのおうち、アニマル・ドネーションの調査と環境省のパンフレット、ペットショップ・ブリーダーの列は動物愛護法第21条の4・第22条の5をもとに、ペトログ編集部がまとめました。

出典:e-Gov法令検索「動物の愛護及び管理に関する法律」第21条の4・第22条の5(2026-10-16確認)

保護猫の里親の条件や審査が厳しいと感じたら

一人暮らしだと審査で断られそう、面談や書類が面倒、と感じて申し込みをためらう人もいます。

環境省のパンフレットは、条件を満たしていない場合には譲渡を断られることもあるとしたうえで、「これは譲渡された動物がまた飼育放棄されたり、不幸にならないようにするためです。」と説明しています。

出典:環境省パンフレット「譲渡でつなごう!命のバトン」(2026-10-16確認)

犬猫の保護団体176団体への調査では、面談のときに譲渡できないと判断する主なポイントとして、次の項目を挙げた団体が多くありました(複数回答)。

  • 住居環境(室内飼育ができない):94%
  • 譲渡時の家庭訪問や、譲渡後の団体からの連絡に同意しない:82%
  • 不妊・去勢手術に同意しない:81%
  • 飼育への理解、経済状況、先住ペットとの相性:それぞれ70%

出典:アニマル・ドネーション「犬猫保護団体 活動白書2025」(18ページ)(2026-10-16確認)

住まいについては、ペット可の住宅であることを書類で確かめたり、部屋の写真や間取りを求めたりする団体があります。お届けのときに、脱走防止の対策を最終確認する団体もあります。

単身や高齢の方には、保証人を求める団体があります。猫の寿命は長い子で20年以上になるので、最期まで責任を持って飼える人かを確かめていると説明する団体もあります。一人暮らしや高齢の方でも、保証人(後見人)を立てれば申し込める団体があります。

面談やトライアルは、猫の性格と暮らしが合うかを確かめる場でもあります。気になることは遠慮せずに聞き、納得してから迎えましょう。

出典:ネコリパブリック「保護猫を家族にしたい」、東京キャットガーディアン「猫の里親募集」、アニマルレフュージ関西「里親になる」(いずれも2026-10-16確認)

申し込む前に確かめる4つ

  • 条件(住まい・家族の同意・年齢・保証人)
  • 流れ(面談・お届け・トライアルのあるなし)
  • 費用の金額と内訳
  • 迎えたあとの約束(報告・相談先)

よくある質問

Q. 保護猫と野良猫の違いは何ですか?

A. 野良猫は飼い主がおらず外で暮らしている猫で、保護猫は、保護団体や保健所・動物愛護センターなどに保護され、新しい飼い主を待っている猫です。野良猫が保護されて保護猫になることもあります。令和6年度に保健所・動物愛護センターに引き取られた猫のうち1万3,688匹は、飼い主の分からない猫でした。

Q. 保護猫は無料ですか?

A. 無料とは限りません。保護団体から迎えるときは、ワクチンや不妊・去勢手術などの医療費を中心とした譲渡費用がかかることがあり、金額を公開している団体の例では3万〜5万円台が多くなっています。一方、ペットのおうちのように、保護活動者ではない一般会員が譲渡費用を請求することを認めていない里親募集サイトもあります。

Q. 保護猫界隈はやばいですか?

A. 条件や手続きが厳しく感じられることはありますが、そこには、迎えた猫がまた手放されないようにするための理由があります。環境省のパンフレットは、譲渡の条件を、譲渡された動物がまた飼育放棄されたり不幸になったりしないようにするためのものだと説明しています。団体を選ぶときは、条件や流れを事前に説明しているか、費用の金額と内訳を示しているか、迎えたあとの相談に応じているかを確かめると安心です。

Q. 保護猫のデメリットは何ですか?

A. 年齢や病歴、これまでの暮らしの細かい情報が分からない場合があることです。環境省のパンフレットは、保護された背景によっては、飼うのに特別な理解と技術が必要な場合もあると説明しています。また、面談やトライアルを経て迎える団体では、申し込みから迎えるまでに日数がかかります。

まとめ

この記事の要点

  • 保護猫とは、野良猫や捨てられた猫、飼い主が手放した猫などが保護され、保護団体や保健所などのもとで新しい飼い主を待っている猫のこと。ペットショップの「譲渡猫」は含めていない
  • 令和6年度、保健所・動物愛護センターに引き取られた猫は2万2,010匹で、1万6,854匹が譲渡され、4,866匹が殺処分された。環境省のパンフレットは、譲渡の良い点として、動物の命を救えることを挙げている
  • 流れを公開している保護団体の例では、どの団体もワクチンや検査などの医療の内容を示している。成猫もなつかないわけではない。ただし、保護団体から迎えるときは、医療費を中心とした譲渡費用がかかることがある
  • 出会える場所は、保護団体の譲渡会や保護猫カフェ、里親募集サイト、保健所・動物愛護センター。保護団体からは、申し込み、面談、お届けやトライアル、誓約書を経て迎える団体がある(順番やあるなしは団体によって違う)
  • 条件や手続きは、迎えた猫がまた手放されないようにするためのもの。一人暮らしや高齢の方でも、保証人を立てれば申し込める団体がある

近くの保護猫の譲渡会や里親募集を探す

保護猫に会ってみたくなったら、近くの譲渡会や里親募集を探してみましょう。里親募集サイトのペットのおうちでは、地域ごとの猫の募集や、保護団体などが開く譲渡会の予定を探せます。保健所・動物愛護センターの譲渡情報は、環境省のサイトからエリア別に探せます。

ペットのおうち保護団体や個人が載せた犬や猫などの里親募集を、地域ごとに探せるサイトです。全国の譲渡会のスケジュールも載っています。ペットのおうち 収容動物検索情報サイト迷子の犬や猫の情報や、譲渡できる犬や猫を載せている都道府県や市などのページへのリンクを、エリア別にまとめた環境省のサイトです。都道府県や市などで行われる譲渡会や事前講習会の情報も載っています。環境省

出典

あわせて読みたい

動物愛護法とは|罰則と飼い主の義務をわかりやすく解説 動物愛護法(正式名称:動物の愛護及び管理に関する法律)は、動物の虐待や遺棄を禁じ、飼い主の責任を定めた法律です。この記事では、飼い主に求められることと罰則を、条文に沿ってわか... ペトログNEWS

開催中のプレゼントキャンペーン›

プレゼントの応募は無料の会員登録でできます。会員登録はこちら›

計10名様
国産牛タンの旨みたっぷり「牛タンスープ」プレゼント

おワンざい

国産牛タンの旨みたっぷり「牛タンスープ」プレゼント

\犬対象・10名様/じっくり煮込んだ牛タンのスープを、毎日のごはんや水分補給に。

応募締切日
10月21日
応募する
計15名様
乳酸菌由来の「にゃんばーどわんはみがき」プレゼント

にゃんばーどわん

乳酸菌由来の「にゃんばーどわんはみがき」プレゼント

\犬対象・15名様/毎日の口腔ケアに。数滴たらして使える液体はみがき!

応募締切日
10月31日
応募する
計15名様
乳酸菌由来の「にゃんばーどわんはみがき」プレゼント

にゃんばーどわん

乳酸菌由来の「にゃんばーどわんはみがき」プレゼント

\猫対象・15名様/毎日の口腔ケアに。数滴たらして使える液体はみがき!

応募締切日
10月31日
応募する
計25名様
「鹿のめぐみ 野生鹿ウェットフード」プレゼント

鹿のめぐみ

「鹿のめぐみ 野生鹿ウェットフード」プレゼント

\犬対象・25名様/長野県の厳選鹿肉を使用した、贅沢なウェットフード!

応募締切日
10月31日
応募する
ホーム トーク
プレゼント マイページ

ペット用品・ペットフード


ブランドから探す 犬カテゴリから探す 猫カテゴリから探す
ペトログストア

ペトログトーク


ペトログトークトップ 犬 猫 迷子情報 譲渡会情報 イベント情報

プレゼントキャンペーン


犬対象のプレゼントキャンペーン 猫対象のプレゼントキャンペーン 過去のプレゼントキャンペーン

ペトログNEWS


国内ニュース 海外ニュース 選び方ガイド 保護・福祉 制度・法律 はじめてのお迎え 暮らし・お世話

ペトログガイド


運営からのお知らせ お問い合わせ Pポイントについて プレゼント応募ガイドライン